Monday, April 17, 2006

カスピ案、もといカスピアン

Prince Caspianを読み終わりました。

進むにつれて苦しくなってきたので原書と訳書を交互に読み進めました。どうも会話が続くと意味をつかみづらいような気がするなあ。今回はちと苦しかった。

さて主人公のCaspian王子ですが、全然活躍しないじゃないの。(笑)
最後のお手柄はHigh King Peterに持ってかれちゃうし。(危ないところだったけど)
つのぶえ吹く以外になにもしてないよねえ。存在というか血筋というか、そういうものに価値があるみたい。

それでなきゃあれか、あまり詳しく書き込まれていないところで活躍したんだろうな。

4人の兄弟が魔女を打ち負かしたときにも感じたのだけれども、戦闘シーンについてはそれほど詳しく書き込まれていない印象が強い。Prince Caspianだって、かなりの戦闘でぎりぎりのところで角笛を吹いたわけだし、吹いたってなかなか助けは来ないしでえらい苦労はあったんだろうな、と思う。
言葉は悪いがCaspianの苦労やぶりや追いつめられたNikaBrikの行動から想像するに、Aslan's Hawの周りは死屍累々だったのではなかったのだろうか。そんな状況でOld Narniansの王として果たした活躍は、さぞ凄惨で、かつ輝かしいものだったんではないだろうか。それが後になってのPeterに"I mean, we have seen that you are a kind and a warrior but hi thinks of you as a kid."「あんたは優しくて強い戦士だけど、Mirazからみたらガキンチョなんだよね」といわしめたわけだ。

しかしストーリの中では戦の手柄についてはあまり触れられていないから、この辺の言葉の重みがあまり感じられないのだ。最後の一騎打ちに向かって、指輪物語にあるような重圧は感じないし(あっちは暗すぎるるけど)、ホビットの五軍の戦いのような戦いのシーンの展開のダイナミックさもない。子供を意識しているから仕方ないのだろうけれども、ちょっぴり物足りなさを感じたというのが本当のところ。
それなのにNikaBrikの裏切りを成敗するシーンでは、それなりにきちっと「殺すこと」が描かれている。自分の中ではあのシーンが際立って見えるのだ。

うーん。
どうもストーリーの消化不良を起こしているのは、原文の読解力が不足しているせいなのだろうか。まだまだトレーニングを積まなきゃ楽しめないなあ。

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